不透明水彩
さて、イラストの色塗りですが、最近CGでの彩色が多いですが、まだまだ、手塗りで行う仕事もあります。
デジタルとアナログどちらが良いとは言えませんが、個人的に、アナログの方が
価値があるように感じるのは昔人間だからでしょうか…(ギャートルズではありません^^;)
昔、何かで読んだのですが、人は、手間の掛かっている物をよりありがたがると書かれてありました。
そう、アナログである手塗りは、とにかく手間がかかります。
透明水彩塗りであれば、下描きを本番の画用紙にトレースして、水張りをし、
薄い色から塗って行けば良いですが、不透明水彩になるとまたちょっとやりにくい事があります。
かんくろは、商業用の手塗りイラストの場合は、リキッテックスのアクリル絵の具(不透明)を使用するのですが、
普通に下描きをして塗り始めるとどんどん下描きの線が絵の具によって見えなくなってしまいます。
不透明絵の具を使い始めた時にはどうしたら良い物かと、本を読みあさりましたが、
現在は、鉄筆で画用紙にへこみをつけて、絵の具を塗って見えなくなってしまっても、
画用紙をちょっと傾けると画用紙のへこみがライトによって光って線が浮かび上がって、
下描きの絵を確認できる方法をとっています。
これがデジタル塗りだとレイヤーで分けて簡単出来てしまいます。
塗りを失敗してもコントロール+Zで簡単にやり直し…
ひょっとして、手軽に出来ない分、手塗りは、一筆一筆に魂がこもり、見る人に何かを
訴えかけるのかもしれません…
そういえば、白い画用紙に最初の色を置く時は、いつも深呼吸をしている事に気付きました、
日常の生活の中で、一番真剣な時かも…
デジタルとアナログどちらが良いとは言えませんが、個人的に、アナログの方が
価値があるように感じるのは昔人間だからでしょうか…(ギャートルズではありません^^;)
昔、何かで読んだのですが、人は、手間の掛かっている物をよりありがたがると書かれてありました。
そう、アナログである手塗りは、とにかく手間がかかります。
透明水彩塗りであれば、下描きを本番の画用紙にトレースして、水張りをし、
薄い色から塗って行けば良いですが、不透明水彩になるとまたちょっとやりにくい事があります。
かんくろは、商業用の手塗りイラストの場合は、リキッテックスのアクリル絵の具(不透明)を使用するのですが、
普通に下描きをして塗り始めるとどんどん下描きの線が絵の具によって見えなくなってしまいます。
不透明絵の具を使い始めた時にはどうしたら良い物かと、本を読みあさりましたが、
現在は、鉄筆で画用紙にへこみをつけて、絵の具を塗って見えなくなってしまっても、
画用紙をちょっと傾けると画用紙のへこみがライトによって光って線が浮かび上がって、
下描きの絵を確認できる方法をとっています。
これがデジタル塗りだとレイヤーで分けて簡単出来てしまいます。
塗りを失敗してもコントロール+Zで簡単にやり直し…
ひょっとして、手軽に出来ない分、手塗りは、一筆一筆に魂がこもり、見る人に何かを
訴えかけるのかもしれません…
そういえば、白い画用紙に最初の色を置く時は、いつも深呼吸をしている事に気付きました、
日常の生活の中で、一番真剣な時かも…
- 2008.06.30 Monday
- 日記
- 23:46
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- by かんくろう